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教養教育ポリシー

大阪教育大学教養教育ポリシー

 大阪教育大学は,第三期中期目標において,「我が国の先導的な教員養成大学として,教育の充実と文化の発展に貢献し,とりわけ教育界における有為な人材の育成を通して,地域と世界の人々の福祉に寄与する大学であることを使命とする。」を基本理念としている。
 そのことを踏まえ,「教員養成及び教育?学習支援人材養成の広域的拠点として,皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网のリーダーシップのもと全学的な改革に取り組み,我が国の教育界を牽引するグローバル教育人材を養成する。」ことを基本目標としつつ,特に教養教育に関して,「大学全体の教員養成及び教育?学習支援人材養成の機能の充実?強化を支えるため,グローバル化に対応した教養教育の質的充実を図る。」と定めている。
 上述の目標を達成するため、平成29年度より学年暦の柔軟化を図り,2学期4ターム制を導入し、海外留学?海外体験に参加しても授業の履修をしやすい環境づくりを行う。
 その上で、教養教育においては,「汎用基礎力」と「多様性理解」を2つの柱として設定し,アクティブ?ラーニングの視点から教育の基礎となる豊かな教養教育を行っていく。
 「汎用基礎力」は,教科?領域を横断的に学修することができる能力として位置づけ,基礎力,思考力,実践力として構成する。
 基礎力では,健全な心身とともに,人文?社会?自然?芸術等の学問?研究成果に関する基本的知識?理解と急速に進むグローバル化や技術革新に対応するためのICTスキルや言語運用能力の獲得を目標とする。
 思考力については,データサイエンス?AIに関する基本的知識を獲得し,コミュニケーション力や論理的?批判的思考力に重点をおいて,Society5.0時代の教育への対応を図るものである。
 実践力では,専門職業人養成機能の充実のためキャリア教育を推進し,様々な現代的教育課題への関心とキャリア形成へ向けた意欲を引き出すことを目指すものである。
 また,「多様性理解」については,グローバル時代の教育の鍵が多様性の受容にあると考え,これまで本学が培ってきた人権教育並びに国際理解教育等の蓄積を多様性(ダイバーシティ)理解という観点で発展させていくものである。