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附属平野小6年生が作成した防災?防犯ポスターが大阪シティバス530台に掲示

2021.12.07

附属平野小6年生が作成した防災?防犯ポスターが大阪シティバス530台に掲示

 附属平野小学校の6年生が防災?防犯ポスターを作成し、11月5日(金)の「津波防災の日」に合わせて11月3日(水?祝)に大阪シティバスへのポスター贈呈式を大阪府平野警察署にて挙行、11月10日(水)から大阪シティバス530台に1か月間掲示されました。
 このポスターは、同校の国語科の授業「防災ポスターをつくろう」という単元で作成したもの。児童は、ゲストティーチャーとして招いた平野警察署 警備課警備係 警部補 永井功一氏から、防災?防犯について話を聴き、本やインターネット、身近な方へのインタビューなどから情報収集?調査をし、ポスターを作成しました。
 また、掲示のきっかけとなったのは、同校と長年防災の取組をしてきた平野警察署からの「特殊詐欺を減らす取組として、より見る人の心に残り、意識を高められるようなポスターをつくるために子どもたちの知恵を貸してほしい」という依頼から。これを受け、通常では「防災ポスター」を扱う単元で「防犯」の視野も取り入れてポスターを作成、そのポスターの完成度の高さを同署から評価され、同署と大阪シティバスとの協議で掲示する運びとなりました。
 児童は「僕はいつも通学時にバスを利用しているので、こうしてバスに掲示されることで、一人でも多くの人が安心安全に過ごすことができるようになってほしい」「自分たちのつくったポスターで、一人でも多くの人が災害時逃げることができたり、命を守れたりできたらとても嬉しい」と、期待を込めました。
 なお、このポスターは平野警察署施設内にも掲示され、一般の方、警察署職員、児童、それぞれの目線からどのポスターが一番よいかを決める投票が行われました。同署では、各目線からの投票結果の違いから、啓発する際のデザインや文言などについて検討するなど、このポスターは今後も活用されます。


大阪シティバスへのポスター贈呈式


大阪シティバスへ掲示する様子


児童が平野警察署の職員から防犯?防災について学ぶ様子


平野警察署でポスターを掲示し、投票が行われた

(附属平野小学校)
2021年12月7日投稿