本文へ

高校生向け特別プログラム「教師にまっすぐ」(最終回)を実施

2022.01.05

高校生向け特別プログラム「教師にまっすぐ」(最終回)を実施

 教師をめざす高校生が志をより確かなものにするためのプログラム「教師にまっすぐ」の第5回(最終回)を12月25日(土)に開催しました。これは、大阪府立高校42校で構成する「府立高校教職コンソーシアム」(*1)の加盟校の1、2年生を対象に実施するもので、6年目となる取組です。
 今年度の同プログラムは、これまで4回にわたる取組をすべてオンラインで実施してきましたが、最終回は可能な限りの感染防止策(参加者を6部屋に分けてZoomにより各部屋を接続するなど)を講じて、対面により実施しました。
 開催に先立ち、「大教大キューピッド(*2)」の大学生の進行により、高校生らはそれぞれ自己紹介し、協力してクイズに取り組むなど、アイスブレイクを行いました。続いて、和田良彦副皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网が開催の挨拶を述べました。その後、学校教育部門の池嶋伸晃教授による講義「教師にまっすぐを振り返って」を受講した後、第4回同プログラムの課題である小論文の講評及び表彰を行いました。193件の小論文から優秀賞として5作品が選ばれ、その中からグッドモデル小論文に選ばれた大阪府立豊中高等学校の上田七菜香さんが「アニメキャラクターを使用した学習書が学習者に与える影響と高校生を対象とした学習書への使用の提案」と題した小論文を朗読しました。
 最後に各部屋で、「教師にまっすぐ」受講後の感想を交流し、今回、学んだことを生かして今後どう行動するか等について決意表明を行いました。その決意表明を受け、大教大キューピッドからは激励の言葉が送られ全日程を終了しました。参加した高校生からは、「高校生の間から同じ志をもった人たちと交流が出来ていい経験になりました」「教師という職についてより深く知ることが出来ました。この経験をもとに今後も勉強をしていきたいと思います」などの感想が寄せられました。

*1 府立高校教職コンソーシアムは、すぐれた資質を備えた次代を担う魅力ある「教員」を育てるために、大阪府立高等学校が2014年末に結成。2021年12月現在、42校が加盟しています。
*2 大教大キューピッドは、大阪教育大学の在学生が愛のキューピッドとなり、大学と母校を結びつけるプロジェクトです。在学生が母校を訪問し、教師という仕事の魅力や、大阪教育大学の魅力を伝えます。


アイスブレイクを行う大教大キューピッドの大学生(中等教育専攻技術教育コース 金澤さん)

受講生のいない別室で小論文を朗読する上田菜々香さん

今回の経験を活かして、今後どのように行動するか、決意表明する高校生

高校生に対し、激励の言葉を送る大教大キューピッドの大学生(特別支援教育専攻 川口さん)

6部屋に分かれて記念撮影

 

2022年1月5日掲載
(広報室)