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震度6強を想定した防災訓練を附属図書館で実施

2023.09.07

震度6強を想定した防災訓練を附属図書館で実施

 昨年に続き、大規模地震による災害を想定した防災訓練を、8月31日(木)に附属図書館本館(皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网)で実施し、事務職員21名が参加しました。

 訓練では、午後2時に震度6強の地震が発生したという想定で、館内利用者に避難を呼びかけ、各フロアの被災者確認および避難誘導などを行いました。今回は、火災が発生し避難経路が一部通行できなくなり、何名かの負傷者がでたという設定で実施し、各フロアの負傷者の状況報告や負傷者をレスキューベンチで安全な場所へ搬送する訓練も行いました。

 参加者からは、「レスキューベンチの使用方法は改めて確認できたが、安全に負傷者を搬送するには人手がないと難しい」「昼間でも暗闇となる地下フロアの避難経路について、崩れた本や倒れている負傷者で通路が塞がれる可能性も想定し、暗い中でも安全に避難できる方法を確認しておかなければならない」「各フロアに設置している懐中電灯等を取りに行くことが難しい場合があるので、学術情報課の各係に常備が必要」「避難経路の妨げになる場所に机があるので、レイアウトの変更を検討する」などの意見や提案がありました。

 学術情報課の井上敏宏課長は、「附属図書館では、教職員、学生のみならず、学外者も多く訪れるため、訓練を継続的に実施し、課題を見直し、引き続き災害発生時に備え、来館者及び職員の安全確保に努めていきます」と話しました。

 

避難を呼びかける様子
避難を呼びかける様子

状況報告をする様子
状況報告をする様子

負傷者を搬送する様子
負傷者を搬送する様子

(学術情報課)