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教職基礎体力を備え国際感覚に優れた教員の養成充実に向けた改革プロジェクト

プロジェクト概要

教職基礎体力を備え国際感覚に優れた教員の養成充実に向けた改革プロジェクト概要

 OECDの提唱する3つのキー?コンピテンシーのひとつである「多様な社会グループにおける人間関係形成能力」は、教師が学校において昨今増えつつある多様な文化背景を持つ子供たちに対応する能力であり、次世代の学校教育を担う教員養成系大学の学生には、外国語によるコミュニケーション力の習得、特に国際的な発信力の基礎となる「実践的な英語力」が求められる。
 本プロジェクトでは、外国語の4技能を測定できる外部試験(TOEFL®、TOEIC®、IELTS™、英語検定等)を学習成果の目標値として活用し、学生の自律的な外国語学習支援の取組を展開するほか、地域の現職教員を対象として小学校における外国語の授業改善の提案?サポートを行うことで、教職基礎体力に基づいた外国語による実践的な運用能力の育成を目的とした英語学習環境の整備に取り組んでいる。

共同研究者(平成30年3月現在)

大阪教育大学
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英語教育講座 教授
吉田 晴世
教育協働学科長
グローバル教育講座 教授
安部 文司
高度教職開発講座 教授
柏木 賀津子
北海道教育大学 札幌校 言語?社会教育専攻 英語教育分野 教授
萬谷 隆一
愛知教育大学
外国語教育講座 准教授
小塚 良孝
東京学芸大学
外国語?外国文化研究講座 教授
馬場 哲生

主な取組内容

外部試験を活用した英語能力測定

 客観的な英語能力を測定し,外国語学習の計画を立てるための基準とすることを目的に外部試験を活用した英語能力測定を実施しています。

外国語学習支援ルームの取組

外国語学習支援ルームの様子

 自律的な外国語学習支援を行うための組織として平成26年10月に設置した外国語学習支援ルームでは,外部試験対策,海外留学などの学習相談,e-learning教材などを活用した自律的な勉強会,チャットや多読プログラムの提供,イングリッシュ?キャンプの開催など様々な学国語学習支援の取組を行っています。

   →→→ 外国語学習支援ルーム

地域における英語教育活動の支援

地域における英語教育活動の支援のためのワークショップ開催

 地域の現職教員を対象に,小学校英語における指導方法や多読,小中連携を踏まえたこれからの英語教育など地域のニーズや英語教育に関する最新の課題に対応した内容のワークショップを開催しています。

成果物

教職基礎体力を備え国際感覚に優れた教員の養成充実に向けた改革プロジェクト報告書(PDF 3.56MB)

教職基礎体力を備え国際感覚に優れた教員の養成充実に向けた改革プロジェクト報告書


    第1章 教職基礎体力を備え国際感覚に優れた教員とは何か
    第2章 大阪教育大学における取組
      1 大阪教育大学の英語外部試験の実施方策と質保証
      2 大阪教育大学における外国語学習支援ルームの取組
      3 大阪教育大学の地域における英語教育活動支援の取組
    第3章 愛知教育大学における取組
      1 愛知教育大学の英語外部試験の取組
      2 愛知教育大学における外国語学習支援
         -英語サポートセンターの取組-
    第4章 東京学芸大学における取組
      1 東京学芸大学における外国語学習支援
    第5章 北海道教育大学における取組
      1 北海道教育大学の英語外部試験の取組
      2 北海道教育大学における外国語学習支援
      3 北海道教育大学における地域支援の取組