普通救命講習会の様子
大阪教育大学普通救命講習は、平成15年度から実施されています。
この講習では、本学を卒業した学生?院生全員が、普通救命講習修了証を所持し、命の尊さや健康?安全に関する高い意識と救命手当を実行できる能力を有することを目標とし、先ずは、学校現場で子どもたちの大切な命を預かる教員免許申請予定者を優先して実施しています。
講習内容は、心肺蘇生法、止血法、AED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法など基本的なものです。講習時間を価値あるものとするため、学生の皆さんへの動機付けを積極的に行い、できるだけ少人数のグループで実技指導を行っています。
受付 | 事前登録をもとに調整された日程に合わせて受講者は、会場で受付を行います。 その際、認定証に記載される氏名等の必要事項の確認も行われます。 |
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講習開始 | 予定の時刻になると、出席状況をみながら講習スタート。 |
導入 | 講師により、救命講習の核となることがら並びに講習会のねらいが説明されます。 |
模範試技 | 講師の解説に合わせて、普及員が人体模型を使って、心肺蘇生の一連の流れを実際に行います。 |
グループ別演習 | 受講者3人前後を1つのグループとして、グループ毎に普及員が実際の試技を実技指導形式で行っていきます。 ここで行われるのは、次のことです。
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総括 | 受講者からの質問に応ずるとともに、講師が、グループ別演習並びに全体を通した補足説明を行うとともに、必要に応じて各普及員がコメントを行います。 |
講習終了 | アンケート回収?会場撤収 所轄の消防署に普通救命講習受講認定証の交付申請 消防署が発行した認定証を各受講者に交付します。 |
受講者である学生に対しては、「総じて真剣な取組姿勢であった」というのが普及員全員の一致した感想でした。今後は、普及員並びに講習対象者の拡大を図り、本講習会を定着させていくことが重要であるとともに、これを機に、本学の卒業生一人ひとりが生命の尊さと命を守るために何ができるかを真剣に考え、具体的に行動する力となってくれることを強く期待しています。
普通救命講習会
普通救命講習会の様子
応急手当普及員活動状況
AED