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シンポジウム「大学の知を教員研修に生かす」を開催

2023.09.14

シンポジウム「大学の知を教員研修に生かす」を開催

 文部科学省委託事業「教員研修の高度化に資するモデル開発事業」の一環で、「大学の知を教員研修に生かす—大学と教育委員会の協働による今後の教員研修のあり方—」をテーマとしたシンポジウムを、9月1日(金)に天王寺キャンパスで開催しました。対面とオンラインのハイブリッド方式で実施し、合わせて180人以上が参加しました。

 岡本幾子皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网は開会の挨拶で、「教員養成フラッグシップ大学、文部科学省、教育委員会と共に未来の教育をどのように形作っていくべきか、意見交換によって実り多いシンポジウムとなることを期待しています」と述べました。

 シンポジウムは3つのプログラムで構成され、第1部では、文部科学省総合教育政策局教育人材政策課教員免許?研修企画室の樫原哲哉室長による「「新たな教師の学びの姿」の実現に向けた大学への期待」と題した基調講演が行われました。第2部では、大阪市教育センターの水口裕輝所長が「教育委員会と大学の連携による教員研修」について、理数情報教育系の堀真寿美特任教授が「OKUTEP(*)の目指すもの」について、多文化教育系の峯明秀教授が「教職大学院における教員研修の取組」について講演し、第3部のパネルディスカッションでは、講演した4人がパネリストとして登壇し、教員研修の課題や今後の展望について意見交換しました。

 参加者からは、「様々な立場から示唆に富む話を聞くことができた。今後も国、教育委員会、大学が一層の連携を図り、これからの教育を発展させていってほしい」といった感想が聞かれました。

* OKUTEP(Osaka Kyoiku University Teacher Education Platform)…本学が展開する教員向けのオンライン研修

オープンエデュケーションプラットフォーム「OKUTEP」



基調講演をする樫原氏


講演をする堀特任教授

パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子

(学術連携課)