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府内の高校教員を対象に第3回教師の学び舎を開講

2023.09.11

府内の高校教員を対象に第3回教師の学び舎を開講

 第3回教師の学び舎を9月9日(土)、オンラインで開講し、府立学校教員約30名が受講しました。
 「教師の学び舎」は、「府立高校教職コンソーシアム 」の加盟校及び大阪府内の公立高校の教員を対象に、次代の大阪の教育を牽引するリーダーの育成支援を目的に教職大学院レベルの講座を開講するもので、「新学習指導要領の着実な実施のために~Society5.0 時代の教育を見据えて~」をテーマに計4回の予定で開講しています。

 今回は、大学院連合教職実践研究科主任の峯明秀教授が講師となり、「指導と評価の一体化、観点別評価」と題し、講義を行いました。峯教授は、教科教育学を専門とし、社会科教育指導の見地から、昨今のキーワードである「個別最適化」「協働学習」「探究学習」「主体的?対話的で深い学び」等を研究、現職教員や学校現場への助言に取り組んでいます。

 講義は何のために評価するのかという評価の目的を説明し、評価項目の「主体的に学習に取り組む態度」の評価イメージや観点別評価について先行する小中学校現場の例を示し、今求められる学びと各校に応じた評価指標を作成することの大切さを解説しました。
 受講生からは「生徒たちが、社会に出たときの姿を考えて指導を組み立てることが理想だと感じることが出来ました」「評価とはそもそも学習者の到達度の把握と指導者の指導力の振り返りであることを思い返すことができました」といった感想が寄せられました。

 


講義の様子


受講生の質問に答える峯教授

(広報室)