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音楽表現コースの学生らが狭山池博物館でコンサートを開催

2021.10.29

音楽表現コースの学生らが狭山池博物館でコンサートを開催

 教育協働学科芸術表現専攻音楽表現コースの学生6名が、10月24日(日)に大阪府立狭山池博物館で「オータムコンサート」を開催しました。
 これは、出演した学生らのうち4名の学生が、教育コラボレーション演習(*)の一環で、同博物館にて実習したことをきっかけに、開催に至ったものです。さらにこの取組は、音楽表現コースの授業である「社会芸術教育協働活動?音楽」 の、地域と関わりながら音楽教育で社会に貢献する、という目的にも根ざしています。
 コンサートでは、「カルメンラプソディー/M.皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网スター」「クラリネット、 ヴァイオリン、 ピアノのための三重奏曲/A.ハチャトリアン」「アメリカ小二重奏曲/A.F.ドップラー」「チャルダッシュ/V.モンティ」「スタジオジブリメドレー」を演奏したのち、ディズニーキャラクターにちなんだ装飾を身につけて「ディズニーメドレー」を披露し、会場を大いに沸かせました。さらに、アンコール曲として大ヒットアニメ『鬼滅の刃』の主題歌「紅蓮華」を演奏しました。
 その後、学生らは、夕方から同施設内で実施された開館20周年記念事業のプロジェクションマッピングイベントにも出演し、コンサートで披露した曲目の一部をプロジェクションマッピングに合わせて演奏しました。
 なお、「オータムコンサート」では約60名、プロジェクションマッピングでも約60名の地域住民の方が入場しました。

*「教育コラボレーション演習」は、教育協働学科の学生が必修として行うもので、学校や公的機関、博物館、CSR(社会貢献)に取り組む企業やNPO法人において教育協働体験学習(サービスラーニング)を行い、他者と協働しながら子どもたちの健やかな成長をサポートするスキルを身につけることを目的としたプログラム。

コンサートに出演した学生らのコメント
 オータムコンサートでは、教育的要素を踏まえながら、クラシック音楽に馴染みのない方にも音楽を楽しんでいただくためにはどうすれば良いのか、演奏会を一から企画する難しさをひしひしと感じました。
 コロナ禍で大変な中、無事に演奏会を開催することができ、小さいお子さんからご年配の方まで、幅広い年代の方々に演奏会を楽しんでいただけてとても嬉しかったです。終演後には、温かい拍手や?今日は素敵な演奏会をありがとう??とっても楽しかったです?と嬉しいお言葉をいただき、私たちにとって今後の励みになりました。
 また、今回のように仲間と共に演奏会を企画して音楽を創り上げていく機会は滅多にないため、とても楽しく貴重な経験となりました。
 野外での演奏は、私たちにとって初めての経験で、プロジェクションマッピングとの演奏は緊張しましたが、外の空気に包まれて気持ち良く演奏することができました。私たちの音楽と壮大な映像の融合を,お客様に楽しんでいただくことができてとても嬉しく思います。
 最後に、演奏会に協力していただいた狭山池博物館職員の皆様、プロジェクションマッピングでの出演をお声掛け下さった大阪府富田林土木事務所の皆様、私たちの演奏会に足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

オータムコンサートの様子1

オータムコンサートの様子2

オータムコンサートの様子3

オータムコンサートの様子4

オータムコンサートの様子

コンサート終了後の記念撮影

コンサート終了後の記念撮影 
左から網干彩音さん(ピアノ)、岡田陽歩さん(ヴァイオリン)、羽山陽菜さん(クラリネット)、狭山池博物館職員の方々、菊池紗香さん(フルート)、藤井美希さん(ヴァイオリン)、福永歩可さん(ピアノ)
※学生は全員、芸術表現専攻音楽表現コース3回生

プロジェクションマッピングイベントの様子1

プロジェクションマッピングイベントの様子2

プロジェクションマッピングイベントの様子

2021年10月29日掲載
(広報室)