教育ファシリテ－ションコース?健康科学専攻（夜間大学院）の修士論文発表会を開催

　大学院教育学研究科 高度教育支援開発専攻 教育ファシリテーションコースの第1期生の15名、健康科学専攻の第28期生7名による、修士論文発表会を3月4日（土）の午後に天王寺キャンパス中央館で開催し、院生、指導教員、修了生、入学予定者ら約60名が参加しました。

　教育ファシリテ－ションコースと健康科学専攻は、多様な専門職の社会人を主対象とする夜間大学院です。健康科学専攻は平成5年の開設から今年度を含めて660名の修了生を輩出しましたが、皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网2年度の入学生を最後に、その役目の一部を教育ファシリテーションコースに引き継ぎました。
　皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网3年に新設された教育ファシリテーションコースは、教育イノベーション開発領域、地域教育?芸術支援人材高度化領域（地域教育?音楽?美術）、健康?安全教育高度化領域（健康?安全?生活?スポーツ）の3領域7分野からなります。健康科学専攻にはなかった研究分野が加わったことで、院生の専門性が、ＩＣＴ教育、生涯学習支援、地方行政、医療?健康?栄養、福祉?障害者支援、芸術支援活動、スポ－ツ指導など多様性が増し、研究の幅がさらに広がりました。

　修士論文は、院生の多様な専門性を背景に、実社会での諸課題を解決するための実践的な研究課題が多く、学校や地域における教育課題への還元が期待される研究成果も多数報告されました。本コースでは全132頁に22題の修士論文抄録を収めた「修士論文抄録集（*）」を独自に発行しています。

　発表会に参加した入学予定者は、「様々なバックグラウンドを持った院生の多岐にわたる修論はとても興味深かったです。あと1か月で入学ですが、しっかり勉学に励まなければと気持ちを新たにしました」と感想を述べました。

修士論文発表の様子

発表後の記念撮影

（教育学研究科）