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現役アナウンサーが附属天王寺小学校でインタビューの特別授業を実施

2023.06.19

現役アナウンサーが附属天王寺小学校でインタビューの特別授業を実施

 朝日放送テレビのアナウンサーがインタビューのコツを伝授する特別授業が、5月25日(木)に附属天王寺小学校で行われました。これは、5年生の国語の単元にあるインタビュー活動の一環で、同小の小崎恭弘校長がABCラジオの番組「おはようパーソナリティ古川昌希です」に出演したことが縁で実現したものです。当日は同局の古川昌希アナウンサーと塚本麻里衣アナウンサーが、5年生約100人に向けて授業を行いました。

 児童たちは前日の授業で、クラスメイト同士で実際にインタビューをしており、まずはそこで苦労したことを挙げてもらい、両アナウンサーが対策などを話しました。「話がすぐに終わってしまい、質問がなくなって困った」との声に、古川アナウンサーは「相手の話の中に、いつ、どこで、誰が、などの『5W1H』が出てきているかチェックしてみてください。出てきていなければそれを質問していけば、時間が余ることはまずないです」と解説。塚本アナウンサーは「事前の準備はとても大切ですが、それはいわば『お守り』。用意した質問を全部聞こうと思わず、相手との会話の中で気になったことを聞けばいいのです」とアドバイスしました。

 続いて、児童が両アナウンサーへのインタビューに挑戦しました。古川アナウンサーは「インタビューするときの緊張をどうやって克服しますか」と問われ、「とにかくたくさん準備をします。『お守り』をたくさん用意していく感じ。しっかり準備をすると、うまくできるか不安な『悪い緊張』から、準備したことをどう発揮しようかな、という『いい緊張』になります」と答えました。

 授業を終えて、古川アナウンサーは「子どもたちが最後まで目を輝かせて話を聞いてくれて、私たちにとっても本当に楽しく、あっという間の時間でした」と振り返り、塚本アナウンサーも「皆さん『知りたい』『やってみたい』という探究心がとても強く、私自身もそういう気持ちをあらためて思い返させてもらい、とても豊かな時間でした」と笑顔で語りました。

 児童からは「インタビューは聞き手が質問して話し手が答えるだけだと思っていたけど、楽しく会話をするのが大事だとわかった」「話を膨らませるコツや、逆に相手の話が長い場合の対処も教えてくれて、難しいけどやってみたいと思った」などの感想が寄せられました。

授業の様子がABCラジオで放送されました。ポッドキャストでお聞きいただけます。

「おはようパーソナリティ古川昌希です」ポッドキャスト(6月2日(金)放送回)

古川昌希アナウンサー(左)と塚本麻里衣アナウンサー
古川昌希アナウンサー(左)と塚本麻里衣アナウンサー

児童からのインタビューに答える古川アナウンサー
児童からのインタビューに答える古川アナウンサー

(広報室)