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教師をめざす高校生の育成プログラム「教師にまっすぐ」(第3回)を実施

2023.08.22

教師をめざす高校生の育成プログラム「教師にまっすぐ」(第3回)を実施

 教師をめざす高校生が、夢を大きく膨らませ、志をより確かなものにするためのプログラム「教師にまっすぐ」の第3回を8月19日(土)に皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网で実施しました。今回は、府立高校教職コンソーシアム代表幹事で大阪府立槻の木高等学校の青竹二郎校長が「高校教員38.4年の経験から」と題した特別講義を行いました。講義は多くのグループワークを取り入れたもので、受講生約120名は、5~6名の班に分かれ他の受講生と協力して取り組みました。

 講義に先立ち、学校教育教員養成課程小中教育専攻数学教育コース2回生の山口凌矢さんと教育協働学科教育心理科学専攻1回生の有方遥さんの司会のもと、大継章嘉皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网補佐が歓迎と高校生たちに期待を込めた挨拶を行い、学生広報「DAIKYO PRESS 」が自分たちで青竹校長に取材を行い作成したスライドによる、講師紹介を行いました。

 講義は、講師の自己紹介プロファイリングや三平方の定理を応用した牛乳パック片による正四面体づくり、10円玉と1円玉を用いた十一円電池を電源とした電子オルゴールの曲名当てなど、受講生が大学生スタッフのサポートのもと、グループワークを通して参加する形で行われました。
 これらグループワークを通し、青竹校長が化学の教科指導で大切にしてきた、初めての授業で化学に興味を持ってもらうための「導入の重要性」や生徒に学んで欲しい「内容の精選」について説明をしました。続いて、学級経営における自らの「いいクラス」の定義を示し、生徒に自己有用感を持ってもらう事の大切さとグループワークや役割分担を通した有効性を説明しました。その後、青竹校長が、部活動指導によって学習活動や学級活動では見えてこなかった生徒の違う面を発見できた経験を話し、最後に受講生に向けて「他の仕事をしていないので、相対的にではありませんが、絶対的に魅力がある仕事だと確信しています」と38年以上に及ぶ教師生活を振り返りました。

 今回、プログラムを手伝った学生スタッフは「青竹校長のアイスブレイクや授業の導入の重要性など、お手伝いしながらも勉強になりました」「自分が教育実習をする際に参考にさせていただきたい」と話し、参加した高校生からは、「グループワークで初対面の人との会話に緊張しましたが、講義が進むにつれ、お互いに打ち解ける事が出来て楽しかったです」「教師と生徒の両方の視点から班活動の意図や効果、意義を学ぶことが出来ました」「初めての授業で大切にするポイントを青竹先生の十一円電池の実演を通し知ることが出来、勉強になりました。授業の導入を落語の枕に例えたところが、面白かったです」などの感想が寄せられました。
 講師を務めた青竹校長は「教科指導、学級経営?クラス開きなどについて、多くのグループワークを取り入れながら実施しました。久しぶりの本格的な講義で、時間配分に苦労しましたが、大継皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网補佐をはじめ大学関係者、学生スタッフ、そして、前向きな受講生のおかげで、何とか予定時刻どおりに終了できました」と語りました。

 第3回教師にまっすぐの様子は大阪府立槻の木高等学校の「校長だより~槻の木?日日是好日~」でも紹介されました。

7/24(月)大教大?学生広報の取材

8/19(土)第3回「教師にまっすぐ」

 

 


自己紹介する学生スタッフ


開会の挨拶をする大継皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网補佐


講義の様子


発表する受講生とサポートする学生スタッフ


講義の様子(グループワーク)


講義の様子(発表準備)


講義の様子(青竹校長)


講義を終え記念撮影

 

(広報室)