教員就職希望者対象「伝わりやすい、聞き取りやすい板書?話し方講座」を開催

　教員採用試験への対策や、教員になってからも役立つスキルを伝えることを目的に「伝わりやすい、聞き取りやすい板書?話し方講座」を8月8日（火）に実施しました。

　講座前半の聞き取りやすい話し方の講義では、最初に、ボイストレーナーの柳本智子講師が、発声に関わる身体構造の説明をしました。続いて、教員採用試験の面接や学校の授業で活かせる聞き取りやすい声の出し方、呼吸方法の解説を行い、受講者らは実際に発声練習に取り組みました。

　後半の伝わりやすい板書の講義では、本学の卒業生で現役教員である西芝芹奈講師が、子どもたち、生徒たちへ伝わりやすい板書作りを実際に板書しながら解説しました。解説中、教員採用試験で課される模擬授業や学校現場で実際に使える技術や工夫についてのアドバイスがありました。

　受講者からは「口の動きや身体の動きを意識することで聞こえ方が変わることがわかった」「現役の先生から現場のリアルな話を聞けて、将来自分が先生になった時に活かせる知識を得ることができた」といった感想が寄せられました。

聞き取りやすい話し方の講義の様子

伝わりやすい板書の講義の様子

（学生支援課）