学生のための「痴漢被害防止に関する防犯教室」を開催

　学生が痴漢や盗撮の被害から身を守るための防犯教室を、柏原警察署生活安全課と大阪府警鉄道警察隊の協力のもと、9月27日（水）に皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网で開催しました。これは、痴漢?盗撮の手口や対処法を学ぶことで自分自身への被害を防ぐとともに、他の人が被害にあわないよう、お互いに助け合う気持ちを高めることを目的に実施したもので、257人の学生が参加しました。

　防犯教室では、最初に痴漢や盗撮の犯罪手口、列車内における痴漢被害危険個所、被害から身を守るポイント、実際の痴漢犯罪摘発の様子などを収録したビデオ映像を視聴しました。続いて大阪府警鉄道警察隊の防犯教室担当チーム「Rails（レイルズ）」が、混雑した列車内で痴漢に狙われやすい行動や、被害にあった場合は大声を出す、カバンなどで犯人の手や体を防ぐ、犯人をにらみつけて気づいていることをアピールする、声を出せない場合は大阪府警が提供している「痴漢撃退画像」をスマートフォンに表示し、近くの人に見せて助けを求める、といった対処方法を寸劇を交えて解説しました。学生からの「満員電車内で痴漢と疑われないためにはどうしたらいいか」という質問には、「手すりや吊り革を持って、自分の手が上にあることをアピールする」「満員電車やエスカレーターではスマートフォンを操作しない」などとアドバイスしました。

　参加した学生からは、「ビデオ映像や劇形式での講演はとてもわかりやすかった」「痴漢の手口や対処方法の説明が具体的で参考になった」「電車を利用する機会が多いので、いざというときに痴漢撃退画像を活用したい」などの感想が寄せられました。

痴漢が摘発される映像を見る学生たち

鉄道警察隊による寸劇の様子

（学生支援課）