皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网で防災訓練を実施

　大規模地震の発生を想定した防災訓練を、10月18日（水）に皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网で実施しました。昨年度より訓練対象である講義棟を拡大し、学生および教職員合わせて約700人が参加しました。

　午前11時45分に生駒断層帯（大阪東部を南北に通る活断層帯）を震源とする震度6強の地震が発生した想定で、岡本幾子皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网の指示のもと災害対策本部を設置しました。その後、事務職員で構成する災害対策班が中心となり、キャンパス内の被災状況の確認、学生の避難誘導、初期消火、負傷者の救護、消防?救急への通報などを行いました。より実践的な訓練にするため、参加者にはキャンパス内における負傷者?火災?損壊等の危機事象の情報を事前に知らせずに実施しました。

　訓練終了後、災害をはじめさまざまな危機に対応する危機管理室の構成員である豊沢純子教授（健康安全科学部門）が「昨年度よりも訓練対象を広げて実施しており、部局ごとのアクションカードも前回の反省を反映した訓練となっている点が評価できます。一方、火災や崩落、負傷者の設定は前年度と同じく1件ずつでしたので、大規模災害に対応できるよう、より複雑な設定にしても良いと感じました。災害対策本部での情報のやり取りはスムーズでしたが、負傷者や火災に対する対応の状況が見えにくい時間帯がありました。また、負傷者発生場所の誤解も発生していましたので、命にかかわる重要な情報の伝達方法については更に検討を重ねていただきたいです」と講評しました。
　また、岡本皇冠体育投注_足球比分直播-在线|官网は「防災訓練を通じて一人ひとりが防災への意識を高めることができれば、実際の災害時の迅速な対応と被害の軽減につながると考えています。防災?危機管理は大学にとって重要な事柄なので、今後も協力をお願いします」と総括しました。