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八尾税務副署長がゲストティーチャー「租税教育への取組」について講演

2023.11.15

八尾税務副署長がゲストティーチャー「租税教育への取組」について講演

 飯島敏文教授(社会科教育部門)が担当する授業「中等社会科(公民)教育法IV」で、八尾税務副署長の川口義和氏を招き、租税教育への取組に関する講演会を11月9日(木)に行いました。講演会には、教師をめざす学生約50人が受講しました。

 講演会では、はじめに税を扱う国税庁の任務と使命についての説明がありました。続いて、選挙権を有する者の年齢が満18歳以上に引き下げられたことにより、若年層が税の使い道を決めている議員を選ぶ立場になったため、租税教育の重要性が増していると話しました。また、税のうち約32%が高齢世代に向けた社会保障費に充てられており、今後の高齢化社会への課題を示しました。最後に、税務署の仕事の一つである、消費税の不正還付の取り締まりの映像を見て講演会を終了しました。

 講演会を受講した学生からは、「自身が学生時代に税について知らないことが多かったので、教師になったら生徒に時間をかけて税について教えたいです」「税は身近なものなので、税務署にどのような部署があってどのような仕事をしているか知りたいと思いました」などの感想が寄せられました。

 

授業の導入を行う飯島教授
授業の導入を行う飯島教授

講演をする川口氏
講演をする川口氏

(広報室)