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附属特別支援学校で5年ぶりに対面形式で研究大会を実施

2024.02.28

附属特別支援学校で5年ぶりに対面形式で研究大会を実施

 年次研究大会「知的障害特別支援学校における教育課程の編成と評価の一体化~個別最適な学びの実践に向けた系統的?組織的な授業計画の視点づくり~」を、2月10日(土)に附属特別支援学校で5年ぶりに対面形式で実施しました。北は北海道、南は九州から約100名の教職員と学生が参加しました。また、本学教職大学院生、特別支援教育特別専攻科の学生もボランティアとして大会に参加しました。

 午前の部では、開催校挨拶の後、本学教職大学院特別支援教育コース代表の正井隆晶特任准教授が挨拶を述べました。開催校研究主任による基調提案の後には本学特別支援教育部門の今枝史雄講師による指導助言があり、引き続き研究授業?公開授業を行いました。

 午後の部では、まず研究発表(ポスター発表)が行われ、附属特別支援学校の教員と本学教員とのユニット研究の発表13件、教職大学院生(M2)の研究発表8件について、参加者と議論?意見交換をしました。その後、研究協議を挟んで、一日の協議等を踏まえた総合的な観点から、文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官の加藤宏昭氏が「指導と評価の一体化に基づいた授業づくりのために-単元計画の改善?充実から考える-」と題する講演を行いました。

 参加者からは「貴校で研究された先生方が大阪府内の特別支援学校で子どもたちの教育の質を高めたり、他の先生方の先導役を務めたりする日が目に見えるようです。私もたくさん学ばせていただきました」「学校の熱意をとても感じ、参加できたことを嬉しく思います。また来年も参加したいです」などの感想が寄せられました。

 附属特別支援学校では、全校研究(3か年計画)最終年のサブテーマである「個別最適な学びを実現するための評価の観点づくり」(仮題)に向けた取り組みを始めています。来年度も皆様の研究大会へのご参加をお待ちしています。

 

全体の様子
全体の様子

授業見学
授業見学

授業見学
授業見学

ポスター発表
ポスター発表

(附属特別支援学校)