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教育学研究科の大学院生が「しきじ?にほんご?てんのうじミニコンサート」を開催

2024.03.06

教育学研究科の大学院生が「しきじ?にほんご?てんのうじミニコンサート」を開催

 大学院教育学研究科教育ファシリテーションコース地域教育?芸術支援人材高度化領域(音楽分野)の1回生4名が、「しきじ?にほんご?てんのうじミニコンサート」を2月16日(金)に天王寺キャンパス中央館のミレニアムホールで開催しました。
 これは、同コースの授業「識字?成人基礎教育実践研究」の一環で、院生3名が、「しきじ?にほんご天王寺 」の学習に参加したことがきっかけとなり、担当教員である学校教育部門の岡田耕治特任教授の協力を得て開催したもので、識字?日本語を学ぶ在日外国人の学習者やボランティア、院生など約60名が来場しました。

 ミニコンサートでは、韓国民謡「アリラン」、日本歌曲「赤とんぼ」、アメリカの賛美歌「アメイジンググレイス」など親しみやすい曲から始まり、バイオリン、声楽、ピアノ、クラリネットのクラッシック独奏曲、民族打楽器による曲を解説も交えながら演奏しました。また、参加者全員で「ふるさとの春」を韓国語と日本語の2ヵ国語で斉唱するなど、音楽を通じて交流を深めました。

 企画?立案した同コースの韓進鏞さんは、「岡田先生の授業で『しきじ?にほんご天王寺』の学習に参加した時に、日本語を学ぶ学習者のために、何かできることをしたいと考えました。クラッシックの生演奏をたくさんの方に聴いてもらえて有意義な時間でした」と喜びを語りました。
 同コース音楽分野代表教員で芸術表現部門の北川文雄教授は「院?たちが教育学研究科の授業である『音楽表現高度化演習』や『プロジェクト演習A』をはじめ、?学院で学んだことを活かして、地域に貢献する優れたコンサートを開催できたことを?変嬉しく思います」と述べました。

当日の様子 


ミニコンサート後の記念撮影(中央、岡田特任教授)

(大学院教育学研究科)