教育実践力コースM1生の吉川喜久です!
技術の授業では「設計に込められた意図を読み取る」という学習内容があります。そこで,私たちが工具箱を製作することで,そこから設計の意図を読み取ってもらうことを目的とした教材をつくることにしました!
置く場所や使用方法など,様々な制約条件から構想し,工夫を凝らした設計を目指します。
「この工具,取り出すときにどのように持つかな?」と同じ学校で実習中の倉田さんと考えていると,
「先生何やってるんですか~?」と,部活終わりの野球部の生徒たちがふらりと見に来てくれました。
試行錯誤していたことを簡単に説明すると,取り出すときの持ち方など,より良くなるように様々な意見をくれました。これが教材になることはもちろん秘密です(笑)
教師目線では気付ききれない“中学生だからこその視点”はとても貴重でした!学校現場で教材研究を行うことのひとつの魅力ですね。
これから授業にどのように落とし込むか,具体的に準備していきます。
※写真は倉田さんと工具箱の模型を製作している様子です。
教育実践力コース(科学と数学):吉川喜久